女性ホームレスのいる公園

江戸時代が終わり、明治に入ると士農工商がひっくり返り、（とは言っても差別はあったのだが）武士も失業の憂き目にあうようになった。そうなると家族を養いことも出来ないため、娘がいた場合は遊女として売ったりもした。
また遊女も病気をうつされたり、お酒に溺れたりするものがお店を追い払われて、近くのホームレスの溜まり場（主に公園）に集まるようにもなった。

と言うわけで、近くの公園には良いところ出のお嬢さんがホームレス同然の生活をしていたり、遊女として名をはせた女性もいたりして、綺麗なお姉さんが公園にボロをまとって、生活していたのである。（とはいっても男性の方が圧倒的に多かったろうが・・）
現在では、クラブホステスがホームレスに・・なんてことはまずないだろう。

明治時代、武家の娘でありながらホームレスに身を落としたお金と言う名の女性がいた。彼女は明治時代に入り、家族の生活が一変し、貧しさから売られた。当時彼女は１６歳。
風俗嬢としての生活をしているうちにお酒に溺れ、それをきっかけに勤めているお店とトラブルことが多くなり、色んな風俗店を転々とした。
そして行く店もなくなって、とうとうホームレスとなった。このときお金は５０近い年齢で、お相手をしたほとんどが、ホームレスの男性だったらしい。

写真は明治当時の浅草公園。この公園には当時、多くのホームレスが屯し、その中には綺麗なお姉さんもいたようで、ホームレス仲間のセックスの求めに応じる女性も少なからずいて、お勝という美人ホームレスもいた。彼女はお金が無くなると売春をしたようだが、惚れたホームレス仲間にほとんどを貢いでしたようである。