さくらん

[ストーリー]
吉原の遊郭へと身売りされた女の子が、二枚目のお客に騙され、先輩遊女に虐められながらも太夫となって、最後は大金持ちのお武家さんに求婚されるが、お店の若い店員と駈け落ちしてしまう。

[感想]
女の子向けの作品（でも小学生には見せちゃいけないかも）ですね。元気盛りの男の子であるオイラ（今年で３７歳・・）にはちょっと辛い作品でした。
アマゾンのレビューにもありましたが、椎名林檎の音楽プロモーションビデオにした方が、格好良く決まるような気がするんですよね。
主演の土屋アンナですが、主役を張るにはシンドイというか、監督の力量不足なのか・・・。一応映画なんで、もっと気合を入れて、迫真の演技を見せて欲しかった。演技と言うより地？のような気がしました（笑）
お色気シーンも菅野美穂ちゃんがのベッドシーンでお尻の割れ目が半分見えて、オッパイを揉まれるのが、この映画の一番エッチな部分なんですが、あの程度じゃ手練手管を表現してるとも言えないし・・。映画の中では『手練手管』と言う言葉がちょこちょこ出ては来るんだけど。。
でも菅野美穂ちゃんはなんか良い感じだったと思います。彼女自体は映画の序盤で姿を消しちゃうんだけど、高級花魁って雰囲気は漂っている感じでしたね。
木村佳乃さんは高尾という太夫を演じて、バックでオッパイ揉まれていたけど、高尾太夫っていうにはキツイんちゃうかな・・。高尾太夫っていえば、太夫の中でも、トップの存在。。その高尾の凄さ（いやらしさ？）が正直あまり伝わってこなかった。
単に、木村佳乃ちゃんが土屋アンナをイビッてただけだったもんなぁ・・。 まぁ江戸時代にはひょっとしたら木村さんみたいな人が顔見ただけで、チンコが立っちゃうような絶世の美女だったのかもしれんけど、オイラが思うに小雪あたりがうってつけのような気がする。
とはいうものの、オイラ自身は結構木村佳乃ちゃん、個人的に好きなんですけどね（笑）

う〜ん・・、この映画は結局、ビジュアルを多分重要視して、艶やかさを見せ付けたかった作品かなと思うけど、ストーリーが陳腐で盛り上がりも特にないから、映画として２時間見るには正直しんどかった・・・。
いくらビジュアル綺麗でも１０分以上見たら飽きちゃう(+_+) でも布団に入りながら、軽〜く漫画で読むにはちょうどよさそう。

この映画、オイラの頭の中には菅野美穂ちゃんのお尻の割れ目（半ケツ）しか、印象に残ってないんだよなぁ（笑）