戦国時代の性事情
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室町、安土、桃山時代の性習慣、風俗などの紹介

戦国時代の性事情

■風俗嬢の原点”巫女さん”



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若い時の贅沢が・・・
 巫女の歴史は古く、その原型は奈良時代、平安時代にまで遡ってしまう。神社で巫女さんを雇うようになった訳は、天皇が中国の采女制度のまねをして、『天皇は美女ばかりにかこまれて、羨ましいなあ』と宮司さんが思ったことがきっかけらしい。 室町時代はまだまだ神とか仏さんが今以上に崇められている時代で、宮司さんやお寺の住職さんはかなりの力(権力)をもっていた。武力をもっていた宗教すらある。
現在でも1000万を越えるようなスポーツカーを乗り回し、クラブで豪遊する坊さんもいるらしいが・・・。
 さて宮司さんが巫女さんの募集をかけると、村々の美女が集まったようで、しかも村一番の実力者の娘が多かったようだ。
宮司さんは男、側には美人ばかりとなると、神様も怒ってしまうような事が起きてしまう。そして宮司さんはお気に入りの女の子に贅沢をさせてしまう。
 お互いに良い気分(気持ち)になる訳だが、巫女さんは定年になるとサヨナラってことになる。また男(宮司)も次に入ってきた巫女さんに気持ちが移っていく・・・。
巫女を定年になった女性は普通は家に帰るわけだが、草木生い茂る田舎には帰りたくないし、贅沢もしたい・・・・。
 そこで見よう見真似で覚えた祈祷を神社やお寺近くで行って、お金を取ったり、ときには男性の求め(当然金銭が絡むことが多い)に応じたりした。これが風俗嬢の始まりらしい。

こうした女性が神社、お寺近くに固まって住むようになって、その場所を岡場所と呼ぶ様になった。

岡場所は『大江戸風俗』をご参考下さい
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