戦国時代の性事情
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室町、安土、桃山時代の性習慣、風俗などの紹介

戦国時代の性事情

■自由恋愛



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はじめに
 この章では武家の妻や妾ではなく、庶民の男女の恋愛について書いています。
ちなみに、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄等の武家の男女については自由恋愛というよりも政略結婚、また合戦にて女性の人質を妾にする場合が大半で、一般庶民と関係を持つことはまずなかった。(単に記録にないだけかも知れないが)
今で言うなら○○財閥や有名政治家としがない農家やサラリーマンの娘、息子と結婚することがほとんど無いのと同じようなことだろう。

宣教師:ルイス・フロイスが見た庶民
フロイスの著作に『日本史』(Historia de Iapan)というものがある。戦国当時の文化、風俗などが結構細かく書かれている。フロイスは織田信長のお気に入りの宣教師だったが、秀吉の伴天連追放によって、当時の中央(畿内)から長崎へと逃れている。
では、当時の男性、女性がどのような感じであったかというと、今のコギャル、援交少女も「失礼しました〜」って感じで、女性でもお泊りや不倫も日常茶飯事という感じだった。結婚している男女共々、相手の許しもなく好きなように遊んでいたというのだ。今のような法律や学校も無かった時代だから、それが当たり前というか、お互いに罪悪感も感じなかったのだろう。親も怒るようなことも当然ない。 それをフロイスがあえて書いているのは、当時の西欧では考えられなかったことだったからだろう。
しかしながら当時はあちこちで戦や村同士の争いがたえなかった戦国時代。庶民の男は虫けらのように死んだ。感傷に浸っている暇はない。それぐらい女性もタフでなければ生きていくことができなかったんじゃないのだろうか?
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